学生同士の相互評価をもとにした企業による選抜

大学生の就職戦線開始の関係で2016-3/1には関連ニュースが多かった
なかで、NHKが紹介していたのは、
自分の周囲の友人などが自分をどのように評価しているかの情報をまとめて分析して、
それを企業に伝え、マッチングを工夫するというものだった

企業で導入している360度評価のようなもので
同僚からも、先輩、後輩からも評価される
そのなかで、情熱的、突破力、実行力、企画力、冷静沈着、気分の波、不機嫌などの統計数字が出る

実行力や突破力が欲しい企業はそのような点数が高い学生にアプローチするのだという
 
こういう仕組みだと、仲間同士で「助け合ってしまう」かもしれない
しかし企業としてはそのような点数はあらかじめノイズとして排除するのかもしれない

人となじまないタイプの人は評価が悪くなるだろう
逆に人とうまくやっていくタイプの人は実際よりも評価がよくなるだろう
体育会で活躍して対人関係がよかった人とかを一般企業は欲しいのだろうから
その点ではよい選抜が出来るのかもしれない

また、独立独歩の人が欲しい企業はそのような人を選抜できるのかもしれない

しかし、学生時代によい友人で、よい部活の同僚だったとしても、
会社ではまた違う面があるものだろう

自閉傾向がある人などは明らかに排除される仕組みになる
そもそも、あまり評価もしてもらえない感じがする
企業の力になれるのに
残念なことだと思う

いろんな人がいる会社のほうがいいような気がする
上司が管理しやすい社員ばかりでも行き止まりのように思う 

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また感じたことは、このようなスマホアプリを作って販売する会社があるということだ
やはり、よほどまともな仕事がないのだろうなと感じてしまう