アーカイブ25

Last updated Apr 28, 2006 11:50:46 AM
Apr 27, 2006
竹久夢二より2

竹久夢二の断片から再構成
—–

忘れたる

不可思議の夢

やさしくも蘇る

東京の夜こそかなし

春の愁いは

恋人の髪の香のごとく

ほのかに

やさしく

忍び寄るなる

Last updated Apr 27, 2006 08:22:44 PM

Last updated Apr 27, 2006 08:11:23 PM

竹久夢二より

春の夜の

心に少し

かかるもの

一筋残る

黒髪か

忘らるる身の

いとしさか

夜は夜とて

昼は昼ゆえ

黒髪の

いたずらに

乱れそめしか

読み捨てし

文がらなるか

春の夜の

心に少し

重きもの

Last updated Apr 26, 2006 09:06:09 AM
Apr 25, 2006
鈴が軽やかに鳴る

上野公園のすばらしく大きな柳の木
おおらかに垂れる枝
温度といい湿度といい全く快適
吹く風をしみじみと体に浴びてさわやか
申し分のない春

彼女の目もとで
鈴が軽やかに鳴っている

風がゆったりと柳の枝を揺らす
池の面を風が吹いてすぎる

幸せだ
私は いま 幸せだ

そんな日もあったことを思い出す

Last updated Apr 25, 2006 11:00:21 AM
Apr 18, 2006
意味の真空

私たちの生活の真空状態。
そのとおり。
何という真空であろう。
意味の真空にわたしは直面する。
家族を守るのもよい、
人類愛もよいし、
隣人愛もよい、
信仰もよい、
しかしどんなことにも意味など全くないのである。
よく考えれば分かるはずだ。

無意味な真空に意味を投影する
巨大な無駄が人生である。

そこで脳と遺伝子の競合が始まる。

Last updated Apr 18, 2006 07:56:25 PM

孤独の中でだけ熟成するもの

人間の偉大さは、その人の孤独の中にこそある。

わたしはたとえ犠牲が大きくても、孤独と共に生き、
わたしにとっての最大の成果を目指そうと思う。

わたしは暇つぶしが一番嫌いだ。

人生を最大限に生きるために、
最も重要な課題に人生の資源を集中投下したい。

わたしが目指すのはただ孤独の中で
のみ熟成するわずかな成分である。

失敗の可能性はもちろん大きいが、
可能性に賭けなかった自分を反省する日を考えると、
やはりチャレンジしたい。
チャレンジする人生しか考えられない。

そのためにこれまで多くを犠牲にしてきたし、
これからも犠牲にするだろう。それで構わない。

そのようにしか生きられない自分を不自由だと自覚する。
しかしいわばやむにやまれぬ熱情なのだ。

Last updated Apr 19, 2006 11:34:40 AM

個の悲劇と集団の統計学

悲劇的なるものから目をそらすために、
人生ではなく社会を問題にするのだった。

個人の人生を厳密に評定すれば、
明らかに圧倒的に悲劇である。
神は言い逃れすることも難しいだろう。

集団としての人類を評価するなら、
悲劇的要素も薄まる。
どの人にも共通する悲劇であるから
忍受するようにと宣告することさえできる。

悲劇に直面して、
「誰でもそんなものだから」
「あなたばかりがつらいのではないから」
「辛抱しなさい」
そんな説教はもうやめよう
わたしたちひとりひとりは単なる集団の構成員ではない
取り替えのきく部品ではない
統計の数字ではない
そんなものに安易に還元しないで欲しい

圧倒的な悲劇的な状況でも
ごまかさないで
受け止めたい
それが神の問いかけなのだ
わたしはまともに受け止めてまともに応えたい
いいじゃないか
わたしはその流儀が好きなのだ

わたしは天国の入り口までしかいけないだろうが
その天国の入り口で
神さまにきちんと問いただしたい
この悲劇もあなたの計画なのかと

そのように力んでしまうこともある
昨今である

Last updated Apr 20, 2006 08:52:16 PM

愛は遠い

空の青が増してくる
夜の底に沈んでゆく
建物は輪郭だけになった
私は愛を考える

結果は
愛は遠い
とでた

Last updated Apr 18, 2006 10:17:42 AM

世界を体験したい

わたしは物事を知りたいのではない。
この世界を体験したいのだ。

Last updated Apr 18, 2006 10:16:03 AM
Apr 17, 2006
自分自身と決着を付ける

「なぜあなたはまともで収入の多い職業についているのに書くのですか」
「物を書くことが、私にとっては自分自身と決着を付ける唯一の可能性だからです」

Last updated Apr 26, 2006 09:11:24 AM

バルトークの臆病

私の臆病を笑ってくれ
君との可能性の現実化を求めず
失われつつある可能性を愛している私
あらかじめ定められた敗北 しかし
そのゆるやかな敗北を味わいつつある私
私の思いの中に君をずっと生かしておこうという
自分で選ぶ敗北の試み

生の喜びは私一人では完全にはならない
君が私の反射鏡として
私が君の反射鏡として
お互いを映したときに
私たちは完全を結ぶ
それは私たちのDNAが要求していることだ。
? DNA Setの叫び

弓をぎりぎりまでひきしぼるあの充実感と緊張感

今日は何故だかバルトークなど現代風の
感情が親しく思える

Last updated Apr 17, 2006 04:20:36 PM

君をもっと愛したい

日常に飽きたのではない
君をもっと愛したいのだ

ことばは一瞬訪れて
私を幸せにし
すぐに消えてしまう

一体なぜことばはこんなにも
消えやすいのか
ただ私ののどもとでよいしらべをかなで
響いたかと思うとたちまち
もうつかまえられないものになる

気分の残滓が感覚できるだけの間でも
君をもっと愛したいのだ

Last updated Apr 17, 2006 03:30:41 PM

肝心なのは詩をつくること

作品は、作者自身にとって
ある経験ないし体験を
得るための手段にすぎなかった。

作品とは、あとから見れば探検報告か、
治ってしまった熱病の体温表のカーヴ、
あるいはある病状の心電図でしかない。

「肝心なのは詩をつくること。でき上がった詩は無に等しい」

Last updated Apr 17, 2006 10:24:37 AM

祈り

祈りが消えるとき
人生の意味も消える。

Last updated Apr 17, 2006 12:44:08 AM
Apr 16, 2006
台所のテーブルでも書けるではありませんか

ある作家の仕事部屋の賃貸料を税務上控除できるか
どうか問題になりました。税務署員は、
「どうしてそんなものが要るのですか。台所のテーブル
でも書けるではありませんか」と異議をとなえました。

科学の必要性は、科学者からも非専門家からも
疑われることはないでしょう。疑われるとすれば、
せいぜいその方法と成果だけです。
ところが文学の必要性については、適切な証拠は
何一つありません。

確かに、台所のテーブルでも書けますし、
大抵の作家は一度はそうしなければならなかったのです。

                    H.E.ノサック

Last updated Apr 16, 2006 08:08:48 AM

共同体的正しさ

「正しく考える人間」(←皮肉)にとっては、一人であるということと
間違っているということは、まったく同じことである。
(サルトル)
共同体の正誤コードのみに従い思考し感覚する人間を
「正しく考える人間」と侮蔑的に表現するとして、
そのような共同体思考人間にとっては、
「一人であるということ」は「間違っていること」と同じだということだ。
多数決による常識のみが「正しさ」の源泉である。

Last updated Apr 16, 2006 08:02:41 AM

自分自身と対話するという独特の能力

人間とは自分自身と対話するという独特の能力を賦与された
生物である。—H.E.ノサック

これが自意識の発生である。
最近は、自分の外側とだけ対話している人が多くなっているようだ。

Last updated Apr 16, 2006 07:55:57 AM

ひとつだけ聞きたい

ひとつだけ聞きたい
乗馬とビリヤードとお酒は
ゴルフとBMWとイタリアの別荘は
世界一周船の旅と会員制リゾートクラブは
食べ歩きとお茶会は
皇族とのテニスは
君の人生の内容なのか

それとも君の人生の内容は
何か他にあるのか

それだけを聞きたい

今宵 きみの美しさに乾杯
それは賛成だ とりあえず乾杯
わたしは美を崇拝する
美に跪く

しかしその先を聞きたいのだ

わたし?
わたしには仕事と芸術と神しかない
いかにも貧しい人生である
田舎者の人生だ
享楽に乏しく暇つぶしはない
ここに妥協はない

Last updated Apr 16, 2006 01:15:12 AM

春のまどろみから醒める

お金の計算をしてうれしがる人
利息の計算をしてうれしがる人

手段が目的化しているあからさまな一例ではないか。

金を溜めこんでもそっくり残して死んでみたりして。
つまり金という手段の先に目的がなく、
金が目的になっている。

彼らは人生を十分に生きたのだろうか?
彼らにとって人生の可能性とは何であったのか?

彼らは手段を準備しただけで死んでしまった。

死という行き止まりが、
私をまどろみから醒ます。
死は日常の嘘の衣装をはいでゆく。
むきだしになった人生を私は見る。

病院の一室で白衣を着たわたしは慄然とたたずむ。

人生には人をまどろみから醒ます瞬間が何度も訪れる。
我々のまどろみは実は完全な整合性に至っていない。
なぜ完全にだましてくれないか。
すきまだらけでその向こうには何か
耐え難いものが存在すると予感させる。
時に行きあたる裂け目には目をおおいたくなる何かが
横たわっている。
まどろみは慰めだがしかし不完全な慰めでしかない。
うまくできた話なのだがそのからくりは
破綻しているのだ。
そんなことを知らされる病室のひととき。
外では桜がおわりである。

Last updated Apr 16, 2006 01:18:30 AM
Apr 15, 2006
川端二題

静けさが冷たい滴となって落ちそうな杉林
                         (川端康成)
彼女の香水は明るい日光だった
                         (同上)

—————————————
やはりすばらしいものだと何度でも感嘆。

Last updated Apr 15, 2006 10:06:51 AM

愛の時間

強く求め合った愛も
やがて

だが私たちが愛し合ったあの時間は
いつまでも失われようがない

Last updated Apr 15, 2006 09:02:58 AM

ポパー哲学の挑戦

量子論の解釈は、物理学における確率言明に
主観的な地位を与えるか、客観的な地位を
与えるかにかかっている

つまり確率計算結果の解釈問題である。
わたしはこの点では確率計算の結果通りに
世界が存在しているものと考える。
人間の直感には反するものの、
数式の方が正しいとひとまず考えれば、
すべての整合性が保たれる。
その方がわたしは好きだ。

Last updated Apr 15, 2006 11:41:43 AM

生物学も特殊な言葉を持つべきではないか

数学という特殊な言語が
物理学を科学の王とした。

生物学も特殊な言葉を持つべきではないか?
日常語の延長で描写しているかぎり
日常語の発想に束縛される。

物理学と生物学のちがいは
対象のちがいや方法論のちがいというよりは
ことばのちがいではないのか?
つまり 数学と日常語・自然言語とのちがい。

Last updated Apr 15, 2006 04:28:33 PM

生物学は数学で記述されるべきなのか

生物学は数学で記述されるべきなのか
あるいは別の形式の言語がよいのか?
また、
「厳密に論理的な記述」を求めたとすれば
それは数学的記述とidenticalなものになるのか?

Last updated Apr 15, 2006 04:30:30 PM
Apr 14, 2006
誰が測る

個人にとっての切実さを

誰が測ることができるだろう

Last updated Apr 14, 2006 02:00:41 PM

今の疲労だけが現実となる

私は現状を何ということばに翻訳するか

白いノートは可能性としてあるはずなのに

未来への希望があるから
今日の疲れもごまかせるものなのに

未来に何も見ないなら
今の疲労だけが現実となる

Last updated Apr 14, 2006 01:54:17 PM

主体は引用の織物である

無意識は他者のことばから構成されている

主体というものは他者のことばの引用によって成立している。

主体は引用の織物である

Last updated Apr 14, 2006 01:48:29 PM

翻訳

苦しさを翻訳して日常
人生の浪費を翻訳して日常
つまらなさに自閉して
心に麻酔をかけることを翻訳して日常

Last updated Apr 14, 2006 01:46:54 PM

わたしの愛はどこをさまよう

わたしの愛はどこをさまよう。

わたしの愛は港を見つけられず さまようことになった
形の上からはわたしがはっきりと別れを言った形になった
年上のわたしの役割だと思ったのである
もちろん、嫌いになったわけではないのだった
あなたに欠点などない
わたしにふさわしくない点などひとつもない
ただ あなたの苦しみが見えてつらかったからだった
愛がなくなったわけではない たださまようだけだ

わたしに愛する人がいて、
その人のことが嫌いになるなどとはあり得ないことだ
ただ私たちは真空の中に生きているのでもない
短いながら歴史を背負って生きている
そのような中ではどうしても仕方のないこともある
行き止まりの悲しさをつづるしかないこともある

臆病かもしれない
突進すればいいのかもしれない
しかしそれは人の性格だ
わたしにはできないことだ
それは本当にはその人のことが好きではないのだと
言われるならそれでもいい
それがわたしの生きる流儀だからだ

そのときどきで大切な愛はあった
そして今も これは大切な愛であり
わたしには宝石だ
わたしには生きる意味なのだ
しかし それは 行き止まりになった

あなたは彼と幸せになる
それだけがわたしの願いだ

Last updated Apr 14, 2006 01:57:18 PM
Apr 13, 2006
愛する態度

無条件の愛。

愛する態度は習慣のようなものである。

地球の重力の中で自然に生きているのと同じように、

愛という「重力」の中で、生きているのだ。きわめて自然に。

Last updated Apr 13, 2006 10:46:17 PM

この世への流刑

この世への流刑ともいうべきこの現世で
神の記憶をなくしたら
人生は意味のない苦しみが連続するだけのものとなる

Last updated Apr 13, 2006 09:57:14 PM

神を離れた単身赴任

この世に生きているということは
単身赴任に似ている
神から離れて暮らしているうちに
神を忘れることもある

Last updated Apr 13, 2006 09:43:08 PM

この苦悩から学ばせてください

主よ
この苦悩から学ばせてください
いまは苦しみの苦い味でいっぱいだとしても
苦悩を与えられたことをチャンスとできますように
苦悩から教訓をくみ取ることができますように
苦悩の中にあなたのご意志を読みとることができますように
能動的にあなたの愛を探します
不完全ながら人間の知能を用い努力します
そしてあなたの偉大な配慮を信じます
主よ
この苦悩から学ばせてください

Last updated Apr 13, 2006 06:58:36 AM

泣きじゃくりたい

だって好きだったんだもの。
どうしようもなかったんだもの。

そう言って、
あなたの前で泣きじゃくりたい。

Last updated Apr 13, 2006 06:43:36 AM
Apr 12, 2006
誰の中にも最良のものがある

誰の中にも最良のものがある。

それを見出し育てて行くことが共同体の使命である。

それが共同体の最大の資源である。

Last updated Apr 12, 2006 09:03:43 AM

———-
応報

どの人も、その人の行いに応じた報いを受ける。
それだけのことだ。
何も嘆くことはない。

Last updated Apr 11, 2006 11:11:31 AM

イザヤ 43:4

わたしの目には、あなたは高価で尊い。

わたしはあなたを愛している。

-------------

わたしはあなたの幸せを願うことができる

父親みたいに

悲しいような成長したような変な気分だ

あなたにこの言葉を贈ろうとして

先に別れが来てしまった

それも神の摂理なのか

Last updated Apr 11, 2006 07:04:02 AM

最後に残ったもの

だって好きなんだもの
どうしようもないんだもの

結局、それだけが残るのだった

えらく月並みなものが残ったな

Last updated Apr 11, 2006 06:51:59 AM

倫理的真空

倫理的真空について考え

どう考えても倫理的真空なのだと

結論が出る

どうしようもない

Last updated Apr 11, 2006 06:57:35 AM

朝の祈り

朝の祈り

この巨大な倫理的真空に対抗する力をお与えください。
隣人に対する愛の力をお与えください。
時間がすべてを流し去るとしても、
それでも対抗し、よって立つ固い場所をお与えください。

Last updated Apr 11, 2006 07:08:57 AM
Apr 10, 2006
あなたじゃなきゃいらない

女贈る

もういいの
これ以上の恋愛は
いらない
ここから先は
あなたじゃなきゃ
いらない
そう思えたら
こころがすっと
軽くなりました

返して贈る

もう充分だ
おまえ以外は
もういらない
ここから先は
おまえでないなら
なにもいらない
おまえだけが
おまえだけが
わたしを満足させる

Last updated Apr 10, 2006 10:04:36 PM

惜しき春

散りぬべき花の限りはおしなべていずれともなく惜しき春かな(後撰集・詠み人しらず)

Last updated Apr 10, 2006 07:47:40 PM

朝の祈り

-----I テサロニケ5:10-18から引用。------
 1テサ 5:10 主が私たちのために死んでくださったのは、私
たちが、目ざめていても、眠っていても、主とともに生きるた
めです。
:11ですから、あなたがたは、今しているとおり、互いに励ま
し合い、互いに徳を高め合いなさい。
:12 兄弟たちよ。あなたがたにお願いします。あなたがたの間
で労苦し、主にあってあなたがたを指導し、訓戒している人々
を認めなさい。
:13 その務めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お
互いの間に平和を保ちなさい。
:14 兄弟たち。あなたがたに勧告します。気ままな者を戒め、
小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容で
ありなさい。
:15 だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの
間で、またすべての人に対して、いつも善を行なうよう務めな
さい。
:16 いつも喜んでいなさい。
:17 絶えず祈りなさい。
18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・
イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
-------------------------
わたしたちは今日一日、互いに励まし合い、互いに徳を高め合います。
こころの奥の愛をもって深い尊敬を払います。
弱い者を助け、すべての人に対して寛容の徳をさりげなく発揮します。
悪をもって悪に報いることなく、いつも善を行ないます。
神よ、あなたの力で、善は悪に勝つでしょう。
すべての事について、感謝します。すべては神のご意志です。
この世界と人間について大きく肯定できる力をお与えください。
隣人を愛する力を今日も分け与えください。

わたしの大好きな、そしてわたしを無限に愛してくださる、神。
わたしは今日も一日、あなたのお心を深くわたしの心に刻むでしょう。
愛と感謝を捧げます。

Last updated Apr 10, 2006 07:59:20 AM

英単語 JOY

英単語 JOYには意味があって、

1 Jesus
2 Others
3 Yourself

というプライオリティを表しているんだよ、
と、友人の女性宣教師が教えてくれました
と、友人が教えてくれました。
驚いた。その通りだ。
JOYはまずJesusのために、そしてOthersのために、
最後に自分のために。
こんなところにも知恵がある。

Last updated Apr 10, 2006 09:17:23 AM
Apr 8, 2006
あなたの本当の幸せのために

わたしはあなたの幸せのためなら身を引くことさえできる。
そのような強い男でありたい。

そのことを本当の愛を知らないのだと言われたこともある。
本当に好きならば、最後まで追いかけるはずだと言われたこともある。

しかしそれでも、
あなたが本当に幸せになるように、
わたしは去るだろう。
これがわたしなりの本当の愛だと言える。

Last updated Apr 8, 2006 11:13:21 PM

桜の思い出

また桜が咲いて、散った。
苦しかったあの頃だった。

苦しすぎると弱音を吐いたら
あなたを不幸にしてしまう。
行き止まりに
なってしまった愛だった。
あなたとわたしはそれぞれが
幸せになればいいと結論は出ていた。

わたしにはあなたの幸せを祈ることが
できるだけだった。
でも、それでもわたしはあなたを
愛するしかできなかった。
嫌いにも無関心にもなれなかった。
あなたを人間として尊敬し愛していた。
しかしこれ以上近づいては
いけないのだった。

あなたは彼と幸せになったほうがよかった。
あなたは私の前で女性で
あってはいけなかった。
ふさわしくないわたしは
去るべきだった。
あなたを本当に幸せにできないわたしは
去るべきだった。

いま
ひっそりと大切なものを守るように
桜の花びらが地面をおおっている。

Last updated Apr 8, 2006 07:50:58 PM

Apr 9, 2006
青春の街 [ カテゴリ未分類 ]
ふられたので
銀座まで一人で用を足しに行った
わたしが若い頃を過ごした街並みがあった

25歳から35歳までわたしは無駄にしたような気がする
何をしていたのだろう
その時期にこそ愛を育てるべきだった

なんにもならん(というのもいいすぎだけれど)
日々を捨ててきた感じがして
いまさら
つらいな

くるしくても
こつこつと積み上げるのが
人生だ
などといまさら思い知っている

若者たちよ
道を間違えないで歩いてください

Apr 9, 2006
ラブレター [ カテゴリ未分類 ]
先生、ラブレターって、何度も書き直すんだよ。

Apr 9, 2006
すべてのことを益としてくださる [ カテゴリ未分類 ]
今通っている道が、
回り道のように見えても
神様に信頼して、
『すべてのことを益としてくださる』と
待ち望めるように
お祈りいたします。
すべてを信じ、
すべてを耐えます。

Last updated Apr 9, 2006 11:03:31 PM

末期の目

言い古されたことではあるが、桜を眺めていると、末期の目(まつごのめ)という言葉を思い出す。川端康成が書いていたように思う。

学生の頃、三月末に病院実習で外科病棟を回っていた。大学病院の周囲は素晴らしい桜の花だった。しかし病室に入ると、一転して、どの患者さんも例外なく、来年の春までは生きられないのだった。この桜がこの世で最後の桜なのだ。末期の目がわたしにとりついた。

そう思うと、病院実習よりも人生に大切なことがあると気がついてしまった。わたしはそのことに忠実に生きるようになった。

しかしわたしは次の年もその次の年も生きていて、いまだに生きている。そしてあのときの末期の目にいまだに突き動かされている。

結果としてかなり損をしていると思う。しかしそのようにしか生きられなかった。いまはそれでよかったという気持ちの方が強い。いつでも、悔いはない。

Last updated Apr 7, 2006 06:37:55 PM

好きな人の幸せ

あなたは、自分の幸せと、自分の好きな人の幸せを

区別して考えることができますか?

自分の好きな人が幸せになるように、

自分を律することができますか。

自分の好きな人の幸せをサポートできれば、愛です。

身勝手な気持ちや行動は、愛ではありません。

区別できていますか?

わたしは自分の好きな人がある人と幸せに

なることを願うことさえできます。

歯を食いしばりつつ。

だってわたしはふさわしくないから。

その人を本当には幸せにできないから。

Apr 6, 2006
少しのロマンスと安らかな信頼

イザヤでは30の15に線が引いてある。

======================================
安らかに信頼していることにこそ力がある
======================================

世界と人間に対してなぜか否定的な態度を
とり続ける人がいて、
とても残念に思う。
誰かに心底愛されていれば、
その人は変わることができるのにと思う。
世界はもっといいところなのにと思う。
少しのところなのになあ。
否定的態度は人生を豊かにしない。
夢を見すぎてもいけないけれど、
冷笑してばかりでも豊かにならない。
それは臆病だ。
それは勇気がない。

心が豊かになるには、
少しの夢、
少しのロマンスが必要ではないか。
そして安らかな信頼が人生を豊かにする。

Apr 5, 2006
私の罪 きよい心

詩篇51篇より引用
------------------------
 51:3まことに、私はそむきの罪を知っています。
   私の罪は、いつも私の目の前にあります。

 51:10神よ。私にきよい心を造り、
    ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。

 51:17神へのいけにえは、砕かれたたましい。
    砕かれた、悔いた心。
    神よ、あなたはそれをさげすまれません。
------------------------
罪ときよい心が同時に同じ場所に存在するのは
なぜなのだろう。

きよい心だからこそ罪を自覚するとも言える。
それもなぜなのだろう。

きよい心なら罪は知らないはずなのに。

自分のやることは全部正しいと思えれば
矛盾はないのに。
(そういう人を知っています)

矛盾を痛みとして自覚するように
神は要請している。
どう応えたらいいのだろう。

Last updated Apr 5, 2006 10:05:01 AM