普天間問題・辺野古へ移設

普天間問題で辺野古ヘ移設と決定

結局もともとの自民党案に近いものになったというので
自民党も官僚も文句のつけようがない

普天間に存在してはいけないものは
地上のどこにも存在してはいけないだろう

どこかに存在しなければいけないのなら
もともと官僚たちが決めた案が
米国にとってもいいに決まっている
そしてそのように決まる

嫌だ嫌だの大合唱になった時点で
米国の勝利だったようだ

国民の総意で積極的な移転計画が決定できればよかったのだが
それができなかった
つまり日本共産党が米国軍沖縄居残りの強力な援軍になった

結果から作戦を展望しない原則主義者のやりそうなことだ

作戦だけが大事なので
結果は相手が馬鹿だから仕方が無いという

ーー
考えてみれば
戦争で負けた場合に
いつまで負けを引きずる必要があるのだろう

戦後賠償であれば完了もあるが
日米安保は表向きは同盟関係で戦後賠償問題ではないから
終りはないのかもしれない 

表向き対等の同盟で
実質は従属条約という現状がいつまで続くか

いつまでも続くらしい

終わらせるきっかけもないようだ

日米安保を終了させるという決断は
誰がどのような手続きで実現できるのだろう

法律の専門家の間には
国民の過半数という原則のとおりには行かない
いろいろな議論があるらしい 

条約と憲法という難しくてデリケートな問題